ぐれいてすとキャッピー あれこれ

体験版からの主な変更点

なんで体験版からここが変わっているのか、ということに対する説明です。


1.メッセージ・フォント関連

吹き出しメッセージについて、黒文字・白背景にしました。
体験版では白文字・黒背景だったのですが、漫画スタイルのほうがいいかなと思って変えました。

それに伴い、画面下のシステムメッセージのフォントを「源暎エムゴ」に変更しました。
体験版では、吹き出しメッセージと画面下メッセージに共用で「源暎ラテミン」を使っていましたが
吹き出しメッセージのフォントを黒文字に合うよう「やさしさゴシック」に変更したのに加えて
画面下メッセージのような小さい文字サイズだとゴシック体のほうが見やすいかと思い、そちらに変えました。


2.敵のステータス・ダメージ表示

画面左の敵ステータス表示について、被ダメージ予測を大きめに表示しました。
画面左を見る一番の目的と思われるのがこの数値なので、パッと見でわかるようにしました。
加えて背景にうっすら線を引いて、この敵のダメージ計算式だよというのをわかりやすくしました。

ATKをいくつ上げれば敵の攻撃回数を減らせるか、という数値を画面左に追加しました。
現在のATK30から5上げて35にすれば攻撃回数を減らせるよ、というときに
次のATKの値(35)をそのまま載せるか、残りいくつ上げればよいかという値(5)を載せるか
どちらを表示させるかの問題がありましたが、後者を表示するようにしました。
「残り3か4くらいだったら狙い目かな」とか「残り10だと狙うのは難しそうだし気にしなくていいか」とか
数字が1桁か2桁かを目にしただけで自然と取捨選択できる点がいいんじゃないかな、というのが理由のひとつです。

画面右の戦闘時のダメージ予測について、上から受けるダメージ・与えるダメージの順にしました。
戦闘時に表示される敵ステータス・与えるダメージ・受けるダメージの中で
一番重要度が低いものが与えるダメージと思われるので、情報の重要度が高めのものが
まとまっている配置のほうがよいと考えて、敵ステータスに近い上側に受けるダメージを表示しました。


3.マップ移動時のトランジション

マップを移動するとき、トランジションを入れて画面をゆっくり移り変わらせるようにしました。
体験版では一瞬でマップが切り替わっていましたが、あまり目にやさしくないなと感じたので変更しました。


4.ロード時の背景

セーブデータのロード時などに、なんらかの画像を映すようにしました。
以下の記事を目にして、ゲーム中に黒一色の画面が映る機会を少なめにしたほうがよいかなと思った次第です。

乙女ゲームのロード画面では、“自分の映り込み”に配慮して黒背景を禁止する例があった。
複数タイトルの検証によって見えてきた、没入感への配慮 - AUTOMATON


ゲームに没入はついて回るものなので、これは乙女ゲームに限った話ではないと思うし
作る側としてはちょっと画像を差しはさめば済むだけの話なので、パパッと追加しました。
せっかくヒマつぶしに大きめのドット絵も作ったのだから、ついでにロード画面横に添えました。
とはいえ、人によっては黒一色のロード画面に対して風情を感じたり
これがなきゃゲームやってる感じがしなかったりする方もいるとは思うので、その点はご容赦ください。


5.ピースサイン

キャッピーがゴール時などでピースサインするときにエフェクトを追加しました。
というのも何の気なくプレイしていると、ピースサインしているのがパッと見でわかりづらいなと感じたためです。

いにしえのゲームの記憶を思い返してみると
マリオはピースサインするときに手だけ一瞬膨らませて強調させていたり
ボンバーマンは何度もピースサインの動作を繰り返して印象づけていたりします。
このゲームにもそういった「いかにもピースしているよ」的な工夫が必要だと考えた結果
キャッピーは指先から星を射出するようになりました。(なんで?)(どうして?)


5.難易度イージーの初期HP増加

難易度イージーでは初期HPが2000(ノーマルと比べて+1000)になるようにしました。
これはノーマルの途中でイージーに難易度を落とした場合のことを考慮しています。
例えばダメージ床が越えられない、HPが足りずボスが倒せないというときに
体験版のようにATKとDEFしか増えなかったらどうしようもないため、そんな状況をカバーする目的で増やしました。


7.一部の敵ステータス変更

所持金5の敵(スイマイスと風雷坊)のステータスが体験版より弱めになっています。
後のほうのステージを作っていると、所持金4の敵と比べて急激に強くなりすぎに感じたので、ナーフしました。


8.モンスター図鑑に倒した数を記載

やっぱりモンスター図鑑といえば、倒した敵の数が確認できたらいいよなあと思って載せました。
クリアするまでに何匹のスライムがブッつぶれるかは、あなた次第。

参考にした作品

このゲームを制作するにあたり、特に参考にしたゲームとそのポイントを紹介します。


●魔法の塔 および World Wide Adventure(WWA) / NAO さま
https://www.wwajp.com/(キャラバンサークル)


●薬草世界 / NONE さま
https://vipkohaku.x.fc2.com/2014/entry/045.html(VIPRPG紅白2014へのリンク)


●ランダマナイ / フオ婆 さま
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm3303(RPGアツマールへのリンク)

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