このゲームにはデフォルトで4種類のダンジョンがあり
ダンジョンごとに登場する敵・アイテムの種類や出現率がそれぞれ異なる。
名前 | 階層数 | フロア滞在 可能ターン | 未識別 | 敵の同士討ち レベルアップ | 特殊敵 | モンスターハウス |
---|---|---|---|---|---|---|
星の迷宮 | 25 | 2000 | なし | なし | なし | 大部屋・特殊なし |
月の迷宮 | 60 | 1600 | お守り・杖の残り回数 | あり | なし | 大部屋・特殊なし |
太陽の迷宮 | 99 | 1200 | 装備の修正値・呪い状態 腕輪・お守り・草・杖・巻物の名前 | あり | あり | 大部屋・特殊あり |
古代の迷宮 (罠利用可能) | 70 | 1200 | なし | あり | あり | 大部屋・特殊あり |
また、ゲームに付属の「MakaMapEditor」を利用し、自分でダンジョンを作成することもできる。
ダンジョンごとに、1フロアに滞在できる最大ターン数が決まっている。
残り200ターンを切ると「風が吹いてきた」のメッセージが表示され
残り100ターンを切ると「強い風が吹いてきた」のメッセージが表示される。
最大ターン数に達すると風で飛ばされ、冒険失敗となる。
最大ターン数と現在のターン数は、メニュー画面から確認が可能。
たまにフロア内にある店では、お金を払って中の商品を入手できる。
商品を使うか持つかするとぶひ店長が出入口を塞ぐため、話してお金を払えば入手可能。
お金を払わないまま店から出ると泥棒扱いとなる。
特に商品のワープ草を食べると泥棒が確定する点には注意。
店の中にアイテムを置いてぶひ店長に話すと、そのアイテムを売ることもできる。
杖やお守りなど1種類のアイテムしか売っていない店もある。
その他、細かい仕様は以下の通り。
泥棒時はぶひ店長が加速状態で追跡・攻撃してくるようになり
加えてネコ用心棒が2ターンに1体自然発生するようになる。
階段や落とし穴で次のフロアまで進められれば、泥棒状態が収まる。
名前が未識別のアイテムは「候補」コマンドから
どのアイテムの可能性があるか確認できるようになっている。
そのアイテムに固有の効果が発生すれば識別できるほかに
候補となるアイテムの効果が出なかった場合、そのアイテムが候補から外されていく。
店で値段を特定したり、お守りや腕輪なら該当の状態異常にかかったりして
候補をひとつに絞ることでも識別が可能となっている。
敵が同士討ちでレベルアップするよう設定されているダンジョンでは
混乱・暗闇・暴走状態による攻撃や、矢や砲弾の射撃に巻き込むなどで
他の敵を倒すごとにその敵はレベルが1ずつ、最大4まで上がるようになっている。
また、敵のレベルアップ・ダウン時はHPが全回復し
攻撃力・防御力の減少は元通りになり、加速・鈍足状態は解除される。
レベルが上がるごとにステータス・能力が強化されて
特にレベル4の敵はレベル3に比べて格段にステータスが跳ね上がる。
そのかわりに倒せば経験値も非常に多く、必ずアイテムを落とすといったメリットもある。
新しいフロアに降りた瞬間「恐ろしい気配がする・・・」のメッセージが表示されると
通常そのフロアには自然発生しない特殊敵が1体配置されている。
フロアによっては特殊敵の種類が決まっていたり、ランダムだったりするが
だいたい周囲より1段階レベルが高い敵となっており
後半ではレベル4の敵も現れるようになるため、探索時には注意が必要。
モンスターハウスと両方同時に発生することもある。
たまにフロア内のひとつの部屋が
敵・罠・アイテムが詰まったモンスターハウスになっていることがある。
ハウス内の敵は100%眠り状態で出現し、モンスターハウスに入ると必ず起きる。
また、モンスターハウスに入るとすべての敵の位置がわかるようになる。
(敵察知状態とは異なり、透明な敵やカメレオン系が化けたアイテムはわからない)
普通のモンスターハウスなら、通路に逃げ込んで杖などを使えば対処できるレベルだが
フロアに降りた瞬間、開幕モンスターハウスの場合はすぐさま通路に逃げ込めないため
ワープ草で避難したり、広範囲を状態異常にする巻物を使って足止めしたりする必要がある。
開幕モンスターハウスのために、常に以下のアイテムを1個確保しておくとよい。
また、フロア全体がひとつの大部屋モンスターハウスなら+1個
さらに特殊モンスターハウスなら+1個と、3個以上のアイテムがあれば全般的に対応しやすい。
あると便利なアイテム | 備考 |
---|---|
旋風の巻物 | 2個使えばアイテムに化けたカメレオン系と ハミングホース系を除き全滅させられる |
加熱の巻物 | 12ターン継続 炎弱点の敵は1ターン、普通の敵でも5ターン 加熱床に乗せると倒せる 自分が移動しづらくなる点には注意 |
乱闘の巻物 | 10ターン継続 敵の数を同士討ちで減らせるが 高レベルになった敵への対処は必要 大部屋では敵が広範囲に散らばっているため 密集させてから使わないと同士討ち効果が期待できない Lv3の敵が出る終盤のフロアで使うと Lv4の敵が1〜2体だけ残って処理しやすくなる Lv1〜2の敵が出るフロアで使うと Lv3〜4の敵が複数体残って処理がやや面倒 |
かまいたちの巻物 | 旋風の巻物に比べてダメージにばらつきがあり 2個使っても60%〜180%のダメージなので敵が残りやすい |
混乱の巻物 | 20ターン継続 攻撃して敵を減らす用にも 通路に逃げる用にも使える |
子守歌の巻物 | 12ターン継続 混乱の巻物に比べて継続ターンは短いが うろうろ移動せず同士討ちもしない |
足封じの巻物 | 20ターン継続 近づくと普通に攻撃されるため 主に敵の間を縫って逃げる用に使う |
お助けの巻物 | HP全回復&周囲を麻痺させられる 遠距離攻撃する敵がいると 攻撃に巻き込まれて麻痺を解除される可能性あり |
ワープ草 | すぐさま他の部屋へ避難できる 通路で使うとモンスターハウス内に戻される可能性あり |
無敵の草 | 20ターン継続 これがあるだけで安心感が違う レベル4の敵などを攻撃して倒そうとすると 思ったよりターン数がかかってすぐに効果が切れることも 封印状態になると即座に解除される点に注意 |
勇者の草 | 40ターン継続 これ単体では効果が弱いため 他のアイテムとの兼ね合いが必要 封印状態になると即座に解除される点に注意 |
「○○ハウス」と名前がついた特殊モンスターハウスでは決まった種類の敵しかいない。
だいたいその階に出てくる敵のレベルに±1した範囲で、レベルの低い・高い敵が入り混じっており
後半ではレベル4の敵も複数出現する可能性があるため、通常のモンスターハウスより脅威となりやすい。
ハウス名 | 敵 | 備考 |
---|---|---|
ドラゴンハウス | ドラゴン系 スネイカー系 はがしトカゲ系 ドラポーン系 ワイバーン系 | ステータスの高いドラゴン系が厄介で 水路の多いフロアだと逃げても多方向から炎を吐かれる HP60%未満だと炎を吐かないため旋風の巻物が有効 |
デーモンハウス | 魔女リリー系 デビル男爵系 ガーゴイル系 イビルアイ系 サケバス系 チョコ魔人系 | 中距離から能力を使用する敵が多いのが特徴 大魔王リリーのみ視界外でも能力を使用する 魔女リリー系は封印状態にもしてくるため 無敵の草を使っても油断しないように |
幽霊ハウス | 闇の使い系 お化け系 軍隊ミイラ系 反射ガイコツ系 呪いドクロ系 ボギー系 ケサラン系 新米ゾンビ系 | 種類が多い上に、どの敵も癖が強く厄介 まず視界外4マス内から暗闇状態にしてくる死の使いが凶悪で 透明なケサラン系や、他の敵に化けるお化け系からは不意打ちを受けやすく 逃げても杖・アイテム投げ無効のスケルトンや 壁抜け移動のボギー系に追いつめられる可能性がある よく見え草があれば闇の使い系の能力を無効化できて お化け系・ケサラン系の姿も見えるため特に便利 軍隊ミイラ系・新米ゾンビ系は炎弱点のため、加熱の杖などを使うとよい |
バードハウス | 吸血コウモリ系 ロースト系 クロウ系 アウル系 盗みペンギン系 ワイバーン系 | どの敵も通常攻撃と同じ範囲の能力しか持たないため フロア全体が水路でなければ楽な部類 ロースト系の眠り攻撃と盗みペンギン系の盗みが危険で アウル系の幻惑攻撃によりそれらの見分けがつかなくなる事態にも注意 |
四足ハウス | カメレオン系 暴れビーフ系 ハウンド系 ハミングホース系 メーメー系 | アイテムに化けている間のカメレオン系と ハミングホース系は巻物の効果を受けない 暴れビーフで合成したくもなるが、無理に狙いすぎないように アイテムを回収する際はカメレオン系に注意して 一度に複数正体を現さないように移動すること |
人工ハウス | トレント系 ドラポーン系 イビルアイ系 ゴーレム系 ホワイトスノー系 マンドラボム系 チョコ魔人系 | 部屋から出ないトレント系と階段に居座るチョコ魔人系は 一か所に固まりやすいため、一旦逃げるとうろつく敵が減りやすい トレント系が大量にいる場合、アイテムを回収しに部屋に戻る際に リンゴ投げでかなりのダメージを受けることになるため注意 トレント系・ホワイトスノー系・つらら魔人と炎弱点の敵が多め |
亜人ハウス | ぶひた系 アローマウス系 大砲ウサギ系 ミノタロウ系 はがしトカゲ系 ささやき人魚系 | 中距離から封印状態にしてくるささやき人魚系に要注意 無敵の草・勇者の草の効果を消されて、草や巻物も使えなくなる 開幕亜人ハウスで、封印を防ぐアイテムがなければ 初手で巻物を使い状態異常にしたり、ワープ草で逃げたりする必要がある アローマウス系・大砲ウサギ系の遠距離攻撃も脅威で すぐに同士討ちでレベルアップし高威力の矢や砲弾が飛び交うことになる |
泥棒ハウス | スネイカー系 ガーゴイル系 砂食い魚系 盗みペンギン系 下っ端シーフ系 | アイテムやステータスを奪う敵で構成される 砂食い魚系・下っ端シーフ系は特攻武器がない分タフに感じられる バードハウスと同じく通常攻撃と同じ範囲の能力しかない それに加えて加速状態の敵もいないが 水路があると砂食い魚系・盗みペンギン系がうろうろして厄介 |
いけにえハウス | 快速ネコ系 アローマウス系 | アローマウス系と、それを攻撃する快速ネコ系で構成される マカが視界内にいるときは同士討ちしようとしない 視界から外れてしばらくしてから同士討ちを始める 同士討ちの特性を抜きにしても、加速状態で着実にダメージを与えつつ その後ろから貫通矢のコンビネーションが単純に危険 |
マンドラハウス | マンドラボム系 | マンドラボム系のみで構成される 他の敵の自爆の影響を受けないため 自爆に巻き込んで数を減らすことができない マンドラボム系は高HP・低攻撃力のせいで 乱闘の巻物を使ってもあまり数が減らない 爆発により中のアイテムが消滅する可能性もあるため 部屋から離れたところで戦うようにしたい |
直接攻撃によるダメージ計算について
メニュー画面で確認できる「攻撃力」「防御力」の値がマカのステータスとして参照される。
攻撃力はレベルごとの基本値をベースとして、力と武器攻撃力の合計値に比例して増加する。
攻撃力 = 基本値 × {(力 + 武器攻撃力 + 18) ÷ 18}
矢の射撃については、矢の攻撃力がそのまま武器攻撃力として扱われる。
武器・盾の投げ当てについては、その装備の攻撃力・防御力を1/2した値が武器攻撃力として扱われる。
レベルごとの基本値は以下の表の通りとなる。
最初は1レベルごとに1〜2上昇し、レベルが上がるほど上昇率はゆるやかになる。
Lv | 基本値 | Lv | 基本値 | Lv | 基本値 | Lv | 基本値 | Lv | 基本値 | Lv | 基本値 | Lv | 基本値 | Lv | 基本値 | Lv | 基本値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 12 | 17 | 23 | 28 | 34 | 39 | 45 | 49 | 56 | 55 | 67 | 59 | 78 | 63 | 89 | 66 |
2 | 3 | 13 | 18 | 24 | 29 | 35 | 40 | 46 | 50 | 57 | 55 | 68 | 59 | 79 | 63 | 90 | 67 |
3 | 5 | 14 | 19 | 25 | 30 | 36 | 41 | 47 | 50 | 58 | 56 | 69 | 60 | 80 | 63 | 91 | 67 |
4 | 6 | 15 | 20 | 26 | 31 | 37 | 42 | 48 | 51 | 59 | 56 | 70 | 60 | 81 | 64 | 92 | 67 |
5 | 8 | 16 | 21 | 27 | 32 | 38 | 43 | 49 | 51 | 60 | 57 | 71 | 60 | 82 | 64 | 93 | 68 |
6 | 10 | 17 | 22 | 28 | 33 | 39 | 44 | 50 | 52 | 61 | 57 | 72 | 61 | 83 | 64 | 94 | 68 |
7 | 11 | 18 | 23 | 29 | 34 | 40 | 45 | 51 | 52 | 62 | 57 | 73 | 61 | 84 | 65 | 95 | 68 |
8 | 12 | 19 | 24 | 30 | 35 | 41 | 46 | 52 | 53 | 63 | 58 | 74 | 61 | 85 | 65 | 96 | 69 |
9 | 14 | 20 | 25 | 31 | 36 | 42 | 47 | 53 | 53 | 64 | 58 | 75 | 62 | 86 | 65 | 97 | 69 |
10 | 15 | 21 | 26 | 32 | 37 | 43 | 48 | 54 | 54 | 65 | 58 | 76 | 62 | 87 | 66 | 98 | 69 |
11 | 16 | 22 | 27 | 33 | 38 | 44 | 49 | 55 | 54 | 66 | 59 | 77 | 62 | 88 | 66 | 99 | 70 |
以下の式で算出される基本のダメージには±12.5%程度の範囲で乱数が加わる。
敵に与えるダメージ = マカ攻撃力 × {(100 - 敵防御力) ÷ 100}
マカの攻撃力から敵の防御力分の%をカットした値がダメージとなる。
防御力0の敵にはダメージがカットされないため、マカの攻撃力がそのままダメージとなり
防御力100の敵にはダメージが100%カットされるため、1〜2ダメージしか与えられない。
敵から受けるダメージ = 敵攻撃力 × ダメージ割合
敵の攻撃力を基本として、マカの防御力に応じてダメージがカットされる。
ダメージ割合については、以下の計算式から算出される。
ダメージ割合 = (44 / 45) ^ [{1 - (199 / 200) ^ マカ防御力} / {1 - (199 / 200)}]
マカの防御力が大きくなるほど、防御力上昇に対するダメージの減少はゆるやかになる。
防御力は128あたりで上限に達するらしく、防御力をそれ以上増やしてもダメージは減らない。
敵攻撃力 | マカ防御力 | ダメージ割合 | 実際に 受けるダメージ |
---|---|---|---|
100 | 0 | 100% | 88〜112 |
10 | 80.3% | 70〜90 | |
20 | 65.1% | 58〜73 | |
30 | 53.4% | 47〜60 | |
40 | 44.2% | 40〜50 | |
50 | 36.9% | 32〜41 | |
60 | 31.1% | 27〜35 | |
70 | 26.4% | 24〜30 | |
80 | 22.7% | 20〜25 | |
90 | 19.6% | 18〜22 | |
100 | 17.0% | 15〜19 |